風景の撮影や面白いものが無いか、区内を巡っているとレンガで作られた
壁をたまに目にします。レンガで作られた壁などについて調べてみると
東京電気通信局(現在の総務省)の地方支部宿舎の痕跡だったり、
恐らく明治時代の物だったり(牛天神やその周辺、今年中に記事を書きたい)、
歴史のあるものである場合があります。
さて、文京一中からと東京海上日動茗荷谷クラブの壁の一部がレンガに
なっている事に気が付きます。
東京海上日動茗荷谷クラブ及びドミがある場所には昔、共同印刷の社長宅があったので
もしかしたら、その時の名残なのではないかと思い、古い住宅地図で調べてみました。
壁の位置や周りの住居の位置などを元に考えると、共同印刷社長宅と現在のVerve Bar
の場所にあった康敬?化学工(恐らく康敬化学工業)という会社を仕切るための壁で
ある可能性が高いです。