文京の街角

今は見れなくなってしまった文京区の街角や風景を記録するブログです。

小石川植物園祭(2023)

 11月3日(金)に小石川植物園で第2回目の小石川植物園祭が開催されました。

昨年は10月に開催されたのに対して、今年は3連休と被って開催されています。

 昨年の異なり今年は開園時刻より前に入り口に到着することができました。

開園直前の時点で入り口前には小さな列ができていました。

広い園内にブースが分散している事や私が訪れた時刻が早かったという事もあり、

園内に居る人は初めは少なかったのですが、3連休の初日、祝日という事もあって、

時間が経つにつれて園内を訪れる人は増えていました。

左:小石川植物園祭のポスター、右:ブースの1つ。
祝日という事もあって、時間が経つにつれて来場者は増えていった。
(2023年11月3日撮影)

 

20231103_小石川植物園1 - Spherical Image - RICOH THETA

 

20231103_小石川植物園祭2 - Spherical Image - RICOH THETA

 

 園内を歩いていると昨年と同様にモグラの穴をよく見かけました。

左:モグラ穴、中央:休憩所?。右:沢山の銀杏
(2023年11月3日撮影)

 

こんにゃく閻魔裏にある謎のレンガ壁

 前々から小石川2丁目に古いレンガの壁があるという情報を聞いてはいたものの、

場所が解りませんでしたが、ついに見つけました。

千川通りから源覚寺 小石川墓陵がある裏道を通った先にある、

上富坂協会のある通りに通じる階段のある細い通りの途中にありました。

古いレンガの壁(2023年10月1日撮影)

 このブログで紹介してきた他の古いレンガ壁と同じように、

今回見つけた古いレンガの壁は元々何の壁なのか調べてみました。

手持ちの住宅地図や昭和の区内の詳細図を見て見ましたが、

戦後まで遡る限り、普通の家があるという情報以外は特にありませんでした。

ただ、古い住宅地図や詳細図を見る限り、古いレンガの壁がある細い通りは

今とは異なり、①今よりも道幅が広い?、②道が真っすぐ、③階段がない?

③小石川墓陵がある裏道からまっすぐ入れたということがわかりました。

1998年の住宅地図を見ると、レンガ壁のある場所は被覆となっていることから、

このレンガは斜面を保護するためにあるものだと思われます。

 

開催された秋祭り(2023年)

 夏祭りの記事でも書きましたが、今年は3年ぶりに文京区内各地で

夏祭りが開催できるようになったこともあり、秋祭りも開催されました。

そのため、9月の第2、第3土曜日や日曜日の午後に区内を巡ってみると

各町会で子供たちに引かれた山車や大人たちが担ぐ神輿を見る事ができました。

また、区内各地の神社で縁日が開催され、私が覚えている範囲でコロナ前と

比較すると少ないですが、区内各地の縁日は多くの人で賑わっていました。

全ての縁日など写真を撮る事ができたわけではありませんが、

とりあえず写真を撮った中で良さそうなものを掲載します。

左&中央:氷川神社の縁日(2023年9月9日撮影)
右:吹上稲荷の縁日と神輿(2023年9月16日撮影)

さすがに、3年も間が空いてしまうと毎年見られた風景はもう見れないのではないかと

思っていましたが、完璧ではありませんが3年前と同じ風景を見ることが

できて良かったです。

まだまだ、新型コロナ感染症の不安が無くなったわけではありませんが、

少しずつ、少しずつ昔に元の日常に戻ってきているように感じます。

 

小日向公園にある石像

 小日向公園の南西の角にひっそりと石像が置かれています。

この石像は何時から、何の目的で置かれているのが不明です。

何か手掛かりが得られるのかと思い、1961年と1957年の住宅地図を見て見ました。

小日向公園のある場所は昔、善仁寺の敷地または空き地のようです。

仮に石像のあった場所がかつて、善仁寺の敷地だったという事を考えると、

この石像は善仁寺と関係がある可能性が高いです。

石像をよく見て見ると人物(観音様?)の左右両側に何か文字のようなものが

書かれているように見えます。

これが文字であるのなら、それを読むことでこの石像が何なのか

明らかにする答えが得られるかもしれません。

左:小日向公園にある石像、右:石像のところをズームして撮影
(2023年9月9日撮影)

360度写真でベンチと青いイスの間にある石の後ろ側にあります。

230909_小日向公園 - Spherical Image - RICOH THETA

 

開催された夏(2023年)

 2020~2022年の3年間は新型コロナ感染症の影響で毎年朝会ごとに

開催されていた夏・秋祭りが中止になってしまいました。

今年は、新型コロナ感染症の分類が引き下げられたこともあり、

文京区内各地で夏が開催されたり、開催される予定になりました。

2020年と2021年(2022年は写真撮り忘れのため無し)はお祭り中止のお知らせを

コロナ渦の過去の風景として残すために記事を作成しましたが、

今年はお祭りが再開して少しずつ元の状態に戻る過程の風景として記事を作成します。

 自分の方で中止となっていたお祭りの内、今年はどくらい開催されるのか

把握していない事や掲示板などで見かけても写真を撮り忘れたりしていますが、

とりあえず写真を取ってきたものを掲載します。

 3年間も時間が空いた分、久しぶりに人が集まる事になると、

人の行き来なんかで戸惑ったりして混雑のようなことが起きると思います。

今はデジタルという便利な道具が普及しているので、昔はどうだったのかを

断片的でも思い出しやすい環境になっていると思います。

このブログもコンセプトとしては過去の風景を残すことですが、

10年、20年後に昔はどうだったのかを思い出す助けになれば良いと思っています。

再開したシビックセンターの展望ラウンジ(2023年)

 新型コロナ感染症の影響で2021年の春ごろから閉鎖されていた、

シビックセンター25階にある展望ラウンジが5月17日より公開再開となりました。

残念ながら、私は公開再開の当日に訪れることはできず、

公開再開後の最初に訪れたのは1週間後の5月25日でした。

展望ラウンジへ行って見るとマットが新しくなっている事に気が付きました。

沢山の人に踏まれていないため1歩くたびに床のフカフカを感じることができました。

訪れた日の天候は残念ながら曇りであり、新宿方向に見える西の新宿ビル群の

奥に見る事ができる富士山や北東方向にある筑波山を見る事はできませんでした。

上段左:新宿・富士山方面の景色、上段右:池袋方面の景色
下段左:上野・筑波山方面の景色、下段中央:東京スカイツリー方面の景色、
下段右:新しくなった床のマット

 展望ラウンジが閉鎖されている間、25階に入っていた椿山荘のレストランが閉店し、

椿山荘のレストランが入っていたスペースは新型コロナワクチンの接種会場として

利用されています。ワクチン接種のために訪れた人の中には展望ラウンジでは見る事ができないシビックセンター南側の景色の一部を見る事ができたと思います。

 

牛天神 夏詣(2023年)

 3年連続で牛天神 北野天満宮の夏詣の様子がどうなのか紹介したいと思います。

過去2年では7月の中旬以降に開催される大輪朝顔まつりの時期と重なっていた

ということもあり朝顔と風鈴が置かれていましたが、今年は7月の上旬に訪れたため、

朝顔や風鈴はまだおかれてはいませんでした。

一方で、本殿の前には6月から置かれている芽の輪がありました。

 例年も気温が高く暑いですが、今年も熱いためなのか境内では所々に

涼しくするための水がまかれていました。

 境内にある梅の木をよく見てみると6月からオレンジ色に熟した梅の実を

見る事ができ、一部は参道の階段などに落ちていました。

特に本殿前の土のある所にはオレンジ色になった梅の実が沢山落ちていました。

牛天神では境内になっている梅の実を何かに利用しているのか気になります。

2023年7月2日撮影(※右下のみ2023年6月25日撮影)

 今年は自分のタイミングがなかなか合わなかったため、大輪朝顔の様子を

見る事ができませんでした。