区内で東京タワーを見ようとする場合、高層建築物の高層階からではないと
見れないと思うかもしれません。
確かに、高層建築物であればコンクリートジャンクグルの都心で他の
ビルなどに視界を邪魔されないので見ることができます。
(最後の方で書きますがシビックセンターの展望ラウンジからは見れません)
けれども、高層建造物ではなく地上からも東京タワーを見れる場所が区内にあります。
その場所は、小日向神社近くの高台の角です。
また、角から北へ70m進んだところは角よりも少し高くなっており、
視界右側がちょうど空き地(都営小日向住宅跡地)となっているため、
そこからの方がさらに良く見ることができます。
恐らく、この景色もいつかは見られなくなってしまうかもしれません。
まず、画像の東京タワー手前右に建設中と思われる建造物があるため、
さらに高さが増すと見えなくなってしまいます。
加えて文京区では今まであった建物を壊して富裕層向けの高層のマンションが
沢山作られており、今まで見慣れた景色がどんどん変わってきています。
今回、紹介した場所も区内でも高級住宅地である小日向にある大きな空き地
であるため、恐らく~レジデンスなどの富裕層向けのマンションが建つと思います。
そもそも、このブログの目的はいつかは時の流れで見れなくなってしまう
風景などの記録を残すために始めたので、ある意味発見できて運が良かったです。
文京区にある程度住んでいる人や、都内の地理に詳しい人ならご存じですが、
高層の建造物であるシビックセンターの展望ラウンジから東京タワーは見えません。
何故なら、シビックセンターから見て東京タワーは南西の方角にあるのですが
展望ラウンジから見える景色は西から北を経由して東であるからです。
(東京スカイツリーであれば東側からよく見ることができます)
けれども、展望ラウンジのある25階の南側にはシビック スカイレストラン椿山荘が
入っているため、そこからであれば見える可能性は非常に高いです。
(場所が違いますが、東京ドームホテルの高層階であれば見ることができます)
ちなみに、展望ラウンジの東南東方面を見ると赤色の塔のようなものが見えます。
ごく稀にこの赤色の棟を東京タワーと勘違いしている人がいます。
この赤色の塔のようなものはセンチュリータワーと呼ばれる順天堂大学の
建物のアンテナです。