今年の大河ドラマ「青天を衝け」の重要な登場人物である徳川慶喜の晩年を
過ごした場所が文京区にあります。徳川慶喜の邸宅があったこの場所は現在、
国際仏教大学院大学のキャンパスになっています。
敷地内には徳川慶喜の邸宅時代から植わっている大銀杏があります。
現在コロナ渦の影響で大学院が休校になっているのか門は閉まっているため
あまり良く見ることができませんでした。
徳川慶喜の邸宅があったこの場所に大学院のキャンパスが建っているということは
その前は何が建っていたのか疑問に思いました。昭和32年と昭和36年版の"東京都全住宅案内図帳 文京区"を見てみたところ、この場所には大蔵省の寮と恐らく一般の人の住宅が建っていたことがわかりました。現在もキャンパスのお隣に財務省(旧大蔵省)の
宿舎が建っているため、昔の名残は残っています。