文京の街角

今は見れなくなってしまった文京区の街角や風景を記録するブログです。

小石川植物園のショクダイオオコンニャクの花(2023)

 12月8日、小石川植物園で13年ぶりにショクダイオオコンニャクの花が咲きました。

開花期間が2日ほどなのに加えて次に花が咲くのは何年後になるのかわからないので、

開花翌日の12月9日の朝に見てきました。

 開園直前の時刻に到着しましたが、土曜であることや開花当日である前日、

NHKニュースで取り上げられたこともあって既に多くの人が並んでいました。

小石川植物園に入ってからショクダイオオコンニャクの花を見るまでに、

50分近くも並ぶ必要がありました。

ショクダイオオコンニャクに並ぶ人々(2023年12月9日撮影)

約50分並び、やっとショクダイオオコンニャクの花を見る事ができました。

一般的に見るような植物の花とは異なり、植物そのものが花のような感じでした。

ショクダイオオコンニャクの花な花粉を運んでもらう虫を誘うために、

強烈な臭いを発するそうですが、出入口が開けっ放しになっている事、

多くの人が出入りしていたこともあり、強烈な臭いはしませんでした。

また、花も少し萎れていました。

滅多に見る事ができないものなので、当日の様子を360度カメラで撮影してきました。

360度写真であれば花の大きさも何となくわかると思います。

左と中央:ショクダイオオコンニャクの花、
右:ショクダイオオコンニャクの果実と成長記録
(2023年12月9日撮影)

 

20231103_ショクダイオオコンニャクの花 - Spherical Image - RICOH THETA

 

 

 

 

牛天神 菊わらべ祭り(2023年)

 毎年11月に開催される北野天満宮牛天神の菊わらべ祭りを見に行ってきました。

(開催期間が11/1~11/20であるため、既に終了しています)

昨年と比較すると本殿前をはじめ、飾られている菊の花が小さいように思われます。

撮影日も昨年と同じ日であるため、菊の花が小さいのは今年は中々気温が

低い日にならないのが原因かもしれません。

1週間後に行けば菊も良い具合に咲いているかもしれません。

 今年の撮影した日は過去3回の時と比較して天気が悪かった(曇り+雨)のであり、

秋晴れの日に菊を見ることができませんでした。

2023年の牛天神 菊わらべ祭り(2023年11月5日撮影)

 本殿の東側にある駐車場へ行って見ると、本殿横の北東側にある梅の木は

もう少しで良い具合の紅葉に、本殿横の南東側の梅の木は既に良い具合の

紅葉になっていました(2月後半になるとこれらの木の梅の花は見ごろになります)。

左:本殿の北東にある梅の木、右:本殿の南東にある梅の木
(2023年11月5日撮影)

 

雪の占春園の動画

 2022年1月7日、東京では久しぶりに沢山の雪が降った翌日に

雪の積もった、いつもと違う占春園を撮影してきました。

昔に比較して東京で雪が沢山積もる事はあまりないため、

滅多に見る事ができない景色だと思います。

本当は昨年(2022年)の1月中に公開しようと思いましたが、

動画ソフトの使い方や著作権対策をどうするか、個人的な事情の関係で

どんどん月日が流れ、公開が今になってしまいました。

 雪の積もった占春園では360度写真も撮影しており、360度写真については

昨年の1月の時点で既に記事にして公開してあります。

(この記事に最後にリンクを用意しておきました)

youtu.be 動画の数は少ないですがYouTubeのチャンネルでは過去の区内の風景などを

掲載しています(実は撮影に失敗した雪の占春園の動画もあります)。

 

wagamachibunkyo.hatenablog.com

 動画からキャプチャしたアイキャッチ用の画像です。

小石川植物園祭(2023)

 11月3日(金)に小石川植物園で第2回目の小石川植物園祭が開催されました。

昨年は10月に開催されたのに対して、今年は3連休と被って開催されています。

 昨年の異なり今年は開園時刻より前に入り口に到着することができました。

開園直前の時点で入り口前には小さな列ができていました。

広い園内にブースが分散している事や私が訪れた時刻が早かったという事もあり、

園内に居る人は初めは少なかったのですが、3連休の初日、祝日という事もあって、

時間が経つにつれて園内を訪れる人は増えていました。

左:小石川植物園祭のポスター、右:ブースの1つ。
祝日という事もあって、時間が経つにつれて来場者は増えていった。
(2023年11月3日撮影)

 

20231103_小石川植物園1 - Spherical Image - RICOH THETA

 

20231103_小石川植物園祭2 - Spherical Image - RICOH THETA

 

 園内を歩いていると昨年と同様にモグラの穴をよく見かけました。

左:モグラ穴、中央:休憩所?。右:沢山の銀杏
(2023年11月3日撮影)

 

こんにゃく閻魔裏にある謎のレンガ壁

 前々から小石川2丁目に古いレンガの壁があるという情報を聞いてはいたものの、

場所が解りませんでしたが、ついに見つけました。

千川通りから源覚寺 小石川墓陵がある裏道を通った先にある、

上富坂協会のある通りに通じる階段のある細い通りの途中にありました。

古いレンガの壁(2023年10月1日撮影)

 このブログで紹介してきた他の古いレンガ壁と同じように、

今回見つけた古いレンガの壁は元々何の壁なのか調べてみました。

手持ちの住宅地図や昭和の区内の詳細図を見て見ましたが、

戦後まで遡る限り、普通の家があるという情報以外は特にありませんでした。

ただ、古い住宅地図や詳細図を見る限り、古いレンガの壁がある細い通りは

今とは異なり、①今よりも道幅が広い?、②道が真っすぐ、③階段がない?

③小石川墓陵がある裏道からまっすぐ入れたということがわかりました。

1998年の住宅地図を見ると、レンガ壁のある場所は被覆となっていることから、

このレンガは斜面を保護するためにあるものだと思われます。

 

開催された秋祭り(2023年)

 夏祭りの記事でも書きましたが、今年は3年ぶりに文京区内各地で

夏祭りが開催できるようになったこともあり、秋祭りも開催されました。

そのため、9月の第2、第3土曜日や日曜日の午後に区内を巡ってみると

各町会で子供たちに引かれた山車や大人たちが担ぐ神輿を見る事ができました。

また、区内各地の神社で縁日が開催され、私が覚えている範囲でコロナ前と

比較すると少ないですが、区内各地の縁日は多くの人で賑わっていました。

全ての縁日など写真を撮る事ができたわけではありませんが、

とりあえず写真を撮った中で良さそうなものを掲載します。

左&中央:氷川神社の縁日(2023年9月9日撮影)
右:吹上稲荷の縁日と神輿(2023年9月16日撮影)

さすがに、3年も間が空いてしまうと毎年見られた風景はもう見れないのではないかと

思っていましたが、完璧ではありませんが3年前と同じ風景を見ることが

できて良かったです。

まだまだ、新型コロナ感染症の不安が無くなったわけではありませんが、

少しずつ、少しずつ昔に元の日常に戻ってきているように感じます。

 

小日向公園にある石像

 小日向公園の南西の角にひっそりと石像が置かれています。

この石像は何時から、何の目的で置かれているのが不明です。

何か手掛かりが得られるのかと思い、1961年と1957年の住宅地図を見て見ました。

小日向公園のある場所は昔、善仁寺の敷地または空き地のようです。

仮に石像のあった場所がかつて、善仁寺の敷地だったという事を考えると、

この石像は善仁寺と関係がある可能性が高いです。

石像をよく見て見ると人物(観音様?)の左右両側に何か文字のようなものが

書かれているように見えます。

これが文字であるのなら、それを読むことでこの石像が何なのか

明らかにする答えが得られるかもしれません。

左:小日向公園にある石像、右:石像のところをズームして撮影
(2023年9月9日撮影)

360度写真でベンチと青いイスの間にある石の後ろ側にあります。

230909_小日向公園 - Spherical Image - RICOH THETA