このブログの本来の目的である街の風景の記録を行っていると時々、
建物の角に柱のようなものがあることに気が付きます。
柱の材質はコンクリートや石、鉄とバラバレであり構造も窪みの有るものもあれば
窪みが無いものもあるため、何のために使用されていたのか見当もつきません。
個人的には角を曲がる車から角にある壁を守るためのものだと考えています
(壁と違って柱が壊れたら取り換えれば済むため)。
今回、見つけたような家などの角にある柱は文京区外でも見つかっており、
トマソンと呼ばれる芸術概念の中でアタゴと呼ばれています。
おまけ
図2の柱のすぐそばにコンクリート製の柱を見つけました。
近くには同様の構造をしたコンクリート製に鉄の棒が通って手すりが有ったため、
このコンクリート製の柱もかつては手すりとして使用されていたと考えられます。
2021年7月15日追記
京都の方では"いけず石"と呼ばれる、家屋に隣接する曲がり角に設置する石が
あります。いけず石は家屋に隣接する曲がり角に自動車が接近しすぎて
家屋との衝突を防ぐために設置されているそうです。
今回、私が見つけた構造物も恐らくいけず石の一種なのかもしれないです。